ネトフリで「家をめぐる3つの物語」を観た。ホラーだけど人形の造形が妙にかわいい。特に第二話の、ネズミにしては体が細長すぎる妻がかわいかった…!胴体に見合わない短い腕が、がんばって擬態している感じを醸し出していて好き。

第一話は王道クラシックな屋敷ものホラーで、ふとした瞬間にところどころで知らないおじさんたちが不穏な動きをしているのがシャイニングっぽかった。ミステリにしろホラーやスリラーにしろ、屋敷ものが大好きだ。『ずっとお城で暮らしてる』、『レベッカ』、綾辻行人館シリーズ。どうしてもどこかに薄暗がりが残る部屋部屋、使っていない屋根裏部屋と塔、大勢が座って使用人が給仕する前提の広さの食堂などはホラーやミステリの舞台にふさわしいと思う。